注文住宅で「住宅性能を最優先する」と決めた人が最終的に行き着く2社が、一条工務店とスウェーデンハウスです。どちらも高断熱・高気密のトップランナーですが、性能への到達ルートは根本的に異なります。一条工務店は1978年に静岡県浜松市で創業した木造メーカーで、フィリピンの自社グループ工場で建材・設備を内製し、UA値0.25クラスを「全棟標準」で再現する量産型のアプローチ。年間契約棟数や太陽光搭載住宅棟数で5年連続ギネス世界記録に認定された規模感が裏付けです。一方のスウェーデンハウスは1984年設立で、北欧本国仕様の木質パネル工法と45×120mm構造材、木製サッシ3層ガラスを全棟標準とする「輸入住宅型」。オリコン顧客満足度調査では2015年の調査開始から12年連続で総合1位という史上最長の連続記録を更新しています。同じ「高性能」でも、量産化された樹脂サッシ+床暖房を取るのか、北欧の伝統工法と木製サッシを取るのかが分岐点になります。
