狭小住宅とは一般に敷地面積15坪(約50㎡)以下、広めに見ても20坪(約66㎡)以下の敷地に建つ住宅を指します。東京23区の住宅地では公示地価が坪200〜400万円台に達する地域も珍しくなく、敷地を切り詰めた上で延床面積を確保する必要があります。延床を確保する手段は、3階建てにする、地下室を造る、スキップフロアで天井高を圧縮しつつ床面積を稼ぐの3つに大別されますが、いずれも普通の2階建て商品では対応しきれません。さらに都市部では準防火地域・防火地域に指定されるエリアが多く、外壁・軒裏・開口部の耐火構造が義務付けられます。狭小住宅を任せるべき相手は、デザインの巧拙ではなく「自社の構造ラインナップで階数と敷地条件に対応できるか」「準防火地域での仕様にコスト超過なしで応えられるか」で見極めるのが現実的です。本記事では、構造的に都市型敷地に強い5社を、坪単価ではなく対応力で序列化して紹介します。
