ヘーベルハウスは、旭化成ホームズ(1972年11月設立)の鉄骨住宅ブランドです。外壁・床・屋根にALC(軽量気泡コンクリート)パネル「ヘーベル板」を用いる構成が外観の土台で、陸屋根とフラットなファサードを基調とした箱型(キューブ)の造形が都市型のシンプルモダンとして定着しています。
構造は軽量鉄骨2階建ての「ハイパワード制震ALC構造」、重量鉄骨2階建ての「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」、3階建て以上の「重鉄・システムラーメン構造」の3種です。
デザイン面では、2020年度グッドデザイン賞を受賞した「RAUMFREX」が「モジュラーシェル様式」「ボールト&コラム様式」の2様式を持ち、2025年1月17日発売の重量鉄骨3階建て邸宅「FREX asgard」は、重鉄構造とALC外壁の量塊を組み合わせた造形を「Dynamic Mass Design」と名付けています。同社はデザイン思想を「ユニバーサルモダニズム」と呼んでいます。
商品ラインにはデザイン重視の上位ライン「RATIUS/RD」や重量鉄骨3階建ての「FREX3/FREX G3」があり、都市部の狭小地や二世帯住宅に対応します。坪単価は90〜120万円帯。
また、築30年以上の建物の残存率は92%(旭化成ホームズ調べ、2025年)で、基本躯体構造の耐用年数は60年以上と同社は説明しています。既存住宅の流通ブランド「ストックヘーベルハウス」があり、保証は初期30年・最長60年で、延長には同社指定の有償補修などが条件です。
ALC外壁によるシンプルモダンの外観と、60年単位の保証・点検制度の両方を重視する場合に、比較対象となる1社です。対応エリアは関東・東海・関西・中国地方の一部・九州北部が中心で、地域や敷地条件によっては建築できない場合があります。
外観デザインの特徴 ALC外壁「ヘーベル板」の面で構成する、陸屋根・フラットファサードのキューブ造形が外観の基本です。「RAUMFREX」は外壁パネルの厚みによる陰影、「FREX asgard」は量塊の組み合わせで、ともにALC外壁の面構成を前面に出した造形です。テイストの軸はシンプルモダンで、サブとしてラグジュアリーモダンに対応します。