会社選びと並行して、外観をおしゃれに見せる設計の考え方も押さえておくと、打ち合わせでの判断がぶれにくくなります。ポイントは4つです。
1. 先にテイストを1つに絞る 外観の印象は、要素の足し算ではなくテイストの一貫性で決まります。北欧なら三角屋根と木製サッシ、南欧なら塗り壁とアーチ窓というように、テイストが決まれば外壁・屋根・窓の選択肢は自然に絞られます。逆にテイストが曖昧なまま好きな要素を組み合わせると、まとまりのない外観になりがちです。
2. 外壁材から発想する 外観の面積の大半を占めるのは外壁です。ダインコンクリート(積水ハウス)や陶版外壁ベルバーン(シャーウッド)のような重厚感のある外壁材、スウェーデンハウスの白い塗り壁、ロビンスジャパンのレンガや塗り壁など、各社の看板外壁材を起点に比較すると、外観の質感差がつかみやすくなります。
3. 窓と屋根で輪郭を整える 同じ間取りでも、窓の高さやサイズを揃えるだけで外観は整って見えます。木製サッシ(スウェーデンハウス)や大開口の窓辺(住友林業)のように、窓そのものが意匠になる例もあります。屋根は三角(切妻)・片流れ・フラットのどれを選ぶかで外観の性格が決まるため、テイストとセットで考えるのが基本です。
4. 街並みとの調和を確認する 外観は単体ではなく、隣家や街路と並んだ状態で見られます。周囲の色調や高さと合わせたときの見え方を、パースや完成見学会で確認しておくと、完成後の印象のずれを防げます。